ミクシーで一躍有名になったSNSであるが、一部に「最初は、面白かったけど・・」といった声も聞こえてくる。
<デロイトトーマツコンサルティングが昨年5月、世界5カ国(日本・米国・英国・ドイツ・ブラジル)における消費者のメディア・娯楽・情報との関わりについての調査を発表している。「インターネットの主な利用目的」としてSNS(ソーシャルネットワークサービス)を上げるのは、日本36%と世界5カ国中最も低い結果となった。
その他、日本人の「インターネットの主な利用目的」としては、「オーディオチャット、インターネット回線利用による電話」が18%「PCビデオカメラを使用」が16%と、コミュニケーション手段としての利用は総じて低い結果になっている。それに対し、回答が多かったのは「検索エンジンやポータブルサイトの使用」90%「個人的な興味・関心についての情報収集」88%。「商品購入」85%と続いている。
http://www.excite.co.jp/News/society/20090529/JCast_42167.html
Jcast newsより
要は、日本人は、情報検索や買い物に使っているが、コミュニティーについて使われていないということである。
冒頭に書いた状況にある中、知人のIT系のコンサルタントに聞いてみると、
日本の場合、ミクシー=遊びといったイメージがあるからではなかといった意見であった。確かに、会社でミクシーの画面などと開いていたら、遊んでいるのか?と思われてしまうだろう。
それ以外にも、地域や各職種でもたくさんのSNSが立ち上がったが、不活発になって墓場のようなSNSも多い。そんな中で、知人に教えてもらったフェイスブックは海外のものであるが、現在は、日本でも参加している人も多くなってきている。昨年当たりは、まだまだといった意見も多かったが、実際、自分自身も活用してみたが、ミクシーと異なり、実名での運営なので、日常的なお付き合いに近いので安心して使える。
その他、有料のビジネスマン向けのパワーリンクスや富裕層だけ入れないSNSなど形態も様々である。
そんな中で、SNSの中に、ネットワークビジネスといった商売目的で入り込みトラブルを起こすことも多く、運営する側も大変だ。
2番目は、求めていたものがそこにないといったことも上げられる。最初は珍しさも手伝い、飛びついたが、結果的に飽きてしまいリピートが少ないことである。運営する側の労力の割には、今のところ、実りが少ない状況が多くなっている。
今度、どのような価値をSNSが提供できるか?興味深いですね。(=⌒▽⌒=)
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