総務省のブログの実態に関する調査研究の結果では、ブログの記事投稿は増え続けているとのことである。しかし、ツイッターがブームになってから、実感として、やめてしまった人や投稿数が減った人も多いのではないか?と予想する。
ということで、何でブログを書くのかについて、マーケティング的に考えてみたいと思いま~す。o(^-^)o
私自身が、ブログを書くようになった理由は、自分自身の頭の中を整理したい。忘れないように記録に残したい。といったことが動機であるが、ブロガーの動機は様々だろう。
ブログの実態に関する調査研究の結果 平成20年7月総務省情報通信政策研究所調査研究部より抜粋
忘備録、日記、自分の思いを広く伝えるため(社長さんが書かれるブログ等を読んでいると、読者の中に、自社の社員向けへのメッセージも含まれているケースも多いと感じる)、WEBマーケティングの一貫としてと様々だ。
有名人の中には、自分の思いを間接的でなく直接的に伝えたいといった気持ちで、実際、ファンとのコミュニケーションが良かったとインタラクティブ性についての感想を述べていることも多い。
ブログを書く人が増えた要因として、一般的には、手軽のできるようになったこと言われている。確かに、HTMLといった言語を覚えて・・といったことでは、一部の方の話になってしまう。しかし、簡単に、しかも無料(グレードにより有料もあるが)で始められる。匿名でできるといったことは大きい。
日本人の生活者の欲求も、基本欲求(あればいい)⇒雷同欲求(同じものが欲しい)⇒差異化欲求(人と異なるものが欲しい)⇒主観化欲求(自分のこだわりで選びたい)⇒本物欲求(自分の思いを叶える本物が欲しい)といったように変わってきていると言われているが、まさに、日本もヨーロッパ先進国のスローライフ、シンプルライフといった傾向と同様に、人と比べるよりも自分自身の世界を持つといった価値観が強くなってきている。
こうした欲求に当てはめてみると、ブログは、私仕様のこだわりについて満足を得ることができる。毎日届く、更新情報からいろいろな方のブログを見ていると「本当に凝っているな~。素敵だな~」と感じるブログも多い。私自身は、ブログだけに時間をかけれないので、タイマーをパソコンの前に30分以内で書くことを目安として徒然草で雑記的に書いているのと違い、本でも読んでいる位まとまっているものある。また、デザインについても、こだわりで独自性を出しているものも多い。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
もう少し具体的に願望で整理すると、参加願望、編集願望を満たし、且つ、書けば書くほど、長年使い込んだカバンのように愛着が湧いてくる。さらに読者とのやり取りがあり関係願望も満たされる環境がある。又、ランキングに参加することによりゲーム性もある。こうした点は、メルマガやSNSも部分的には、それぞれの願望を満たすこともできる面もあるだろうが、写真をはじめその表現力からすれば、ブログの方が自分自身を感じられ魅力がある。
ということで、ブログは正に、今の欲求を満たすヒットですね。そして、さらに、ツイッターは、ミニブログとも言われ、140字といった制限を設けることで、さらに、身近になった大ヒットですね。(=⌒▽⌒=)
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