“たった一つ素晴らしいことがあるとすれば、それは、人のために何かをやることだ。”
これは、現所属会社の中興に祖である経営者が、お客様から聞いたといって、よく社員に話していたことである。
人に何かをする。将来、見返りがあるだろう・・自分の派閥に入るかもしれない・・は、一見人のために、やっているように見えて、実は自分のためである。
成功した多くの人が、達する境地がある。
アブラハム・マズローの欲求5段階説は有名であるが、人間の欲求は、5段階のピラミッドのようになっていて、底辺から始まって徐々に上がっていくというものだ。
第一段階 生理的欲求 人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求
第二段階 安全の欲求 安全に生活したいという根源的な欲求
第三段階 集団帰属の欲求 他人と関りたい,他者と同じようにしたいという欲求
第四段階 自我の欲求 自分が集団から価値ある存在と認められ,尊敬されることを求める認知欲求
第五段階 自己実現の欲求 自分の能力や可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長に繋げたい欲求
そして、第五段階を終え、成功した経営者が必ずたどりつく境地が、感謝、社会貢献である。
会社が潰れかけた・・といったように、苦労した人程、そうした気持ちになるかもしれない。
ここで、考えてみたい・・・何を持って成功と言うかは、人によって違う。ビルゲイツのような大経営者になり、大金持ちになることだけではない。
いずれにしても、苦労されて到達された境地の実践は、効果抜群である。
いろいろなことに「感謝」すること、腹が立たなくなる。
そして、例え小さなことでも、やってあげると喜ばれるれ、関係が良くなる。
関係が良くなると、普段から、対人関係のストレスが無くなる。
対人関係のストレスが無くなると、精神的に安定する。
精神的に安定すると、仕事がはかどる。
仕事がはかどると、成果に繋がる。
成果が出ると、周りから評価される。
周りから評価されると、ますますやる気になる。
ますますやる気になると、いろいろなことが、うまくいくようになる。
なるほど、好循環だ!
逆も確かめてみると、
いろいろなことに、感謝しないと、いちいち人のやることが気に障る。
人が、自分に何もやってくれないと思うと、関係が悪くなる。
関係が悪くなると、対人関係のストレスが高くなる。
対人関係のストレスが高くなると、精神的に不安定なる。
精神的に不安定すると、仕事がはかどらない。
仕事がはかどないと、成果が悪くなる。
成果が出ないと、周りから評価が低くなる。
周りから評価が低くなると、ますますやる気が無くなる。
やる気に無くなると、いろいろなことが、うまくいくいかなくなる。
逆さまにしただけなので当たり前だが、悪循環になる!
と、頭でわかっていても、ついついやってしまうのが、人間だ!
今日は、ちょっと、うまくいかないことが重なったので、ちょっと、立ち止まってみました。
切り替えないとね~(=⌒▽⌒=)