ローソンでも郵便が出せるようになったり、便利になったので特別に窓口に行くことがなかったが、翌日10時迄遠方への郵便を送る事情が発生し、港北郵便局へ足を運んだことがある。
港北郵便局の窓口は24時間空いているが、朝早かったこともあり、郵便の作業をしていた方が対応してくれた。
受け応えは非常に丁寧だし、わからなそうなことがあると、先回りして案内しくれる。今回は、10枚A4の紙を入れるんですね?といってコピー用紙を持ってきて測りにかけて、〇〇で大丈夫です。多少、余裕がありますので、問題がありません。といった具合だ。以前、小泉改革の目玉で、民営化がどうかといったことで解散総選挙までなったが、サービス向上といった視点だけすれば、確かに現場の意識は変わってきている。
以前だったら、〇〇グラムまでは、切手代がいくらですから・・そこの表に書いてありますからお確かめください・・・だった。人によるサービスは、特質上最もバラツキが大きい。マニュアル化が行き過ぎると、逆に柔軟なサービスができない。そういった意味で、人の意識、感受性、スキルの問題は大きい。
随分、前の話になるが、未来学者アルビン・トフラーが、当時のAT&Tへのレコメンデーションが採用されなかったが、その後の民営化で、トフラーが提言した通りになったことから、変革には外圧が一番大きいといったことを言っていたが、正に、そうだな~と実感した。
その、郵政民営化について、民主党政権下で、亀井静香大臣の働きかけで見直しが掛かっている。当然、世界各局の民営化後の状況から、メリットもデメリットもあることは、十分理解できる。しかし、具体的に見直した後の姿が、なかなか見えてこない。是非、具体的な像を国民に示してほしいと思う。