数年前、スモールワールドといったことが言われ、人と人ネットワークを活用すると、6人の知合いの、6人の知り合いという具合に、の5乗で2人が繋がるというものである。話題になった当時の大統領だったブッシュに数人の知り合いを介すればメッセージが届くということで話題になった。そして、インターネットが時間と距離の壁を無くしてしまったと言われている。私自身も、ネットで知り合った方がたくさんいる。昔だったら、この人と一生会うことがなかっただろうな~と思うことがあるが、これも、ネットのおかげである。(o^-')b
一方、実際に、継続的にコミュニケーションが取り合える人は200人と言われている。このことは、年賀状を1月に書く時期になると、理屈の上だけでなく実感できる。
実際、200枚以上を書くことになるが、200枚を超えると[最近会っていないな~、誰だったけ?」といったことになる。
但し、比較的若い年代が、それほど、「深い関わりをもともと望んでいない」といった傾向がある反面、「誰かと繋がっていたい」といった気持ちが「モノを買いたい」気持ちより強いといった電通の調査結果を見たことがあるが、そうしたコミュニケーションであれば、もう少し人数が増えても、頻度は多くないが、双方向のコミュニケーションができるかもしれない。
ビルゲイツの発言で、
またゲイツ氏は、「携帯電話のテキストメッセージを使うのはあまり得意ではないし、24時間ハイテク人間でいるわけではない」と聴衆に打ち明けた。たくさんの情報を読むが、全部をパソコン上で読むわけではないのだという。さらに、「IT革命は極めて有益なものだが、注意しなければ、こうしたハイテクツールで時間を無駄にしてしまう」と警告した。(記事から引用)
とあるが、まさにその通りで、ITで効率的に仕事が進められるようになった面もあるが、確かに、無駄に時間をしてしまうといったことも実感する。要は、他のツールと同じで、使い手によっては役に立つ道具になるが、使い手により役に立たない、むしろマイナスの道具になってしまうといった面も当然あると言うことだ。
一昨年、Twitter、昨年、Face Bookをはじめたが、情報収集と情報発信、コミュニケーションの手段の選択肢が増える中、本当に、うまく使いこなすのは難しいと実感しますね。(=⌒▽⌒=)
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